●アレルギー・免疫低下で起こる不調
疲れやすい・風邪をひきやすい・目のかゆみ・鼻づまり・くしゃみ・のどの荒れ・発疹・花粉症
【食習慣生活習慣】
- 甘い物 ほぼ毎日 (よく食べる)
- 外食→ほぼ毎日(週に3~5回)
- 排便→薬に頼る (2~3日に1回)
- ストレス→強く感じる(感じる)
- 睡眠 5時間以下
【その他】
- 情緒不安定,緊張状態・下痢・便秘・膨満感、便やおならが臭い・肌荒れ・肌がかさつく
↓
こんな方は、免疫が暴走してアレルギーの症状が出ているかもしれません
●アレルギー性炎症とは
~花粉症、アトピー、アレルギーと言われる症状は、免疫が暴走して炎症を起こした状態~
免疫反応の攻撃力で炎症が起こる
過剰な免疫反応で自分を攻撃してしまうこと
私たちのカラダには、細菌・ウィルス・寄生虫などの感染性微生物や異物などから、身を守るための免疫という仕組みが備わっています。この免疫が異常な働きをし、くしゃみや発疹など炎症やかゆみを起こす状態がアレルギーです。
アレルギーには、アトピー性皮膚炎・アレルギー性鼻炎(花粉症を含む)・アレルギー性結膜炎・気管支喘息・湿疹・食物アレルギーなど症状、経過共に多様な疾患が含まれます。食事や環境、遺伝など原因は様々です。
アレルギーの原因となる物質をアレルゲン (抗原)と呼び、食物、花粉、ダニ、ハウスダスト、ペット、薬物など多くの種類のアレルゲンがあります。
アレルゲンが体内に入ってくると、リンパ球が「IgE抗体」というタンパク質を作ります。
この IgE抗体は、皮膚や粘膜に多くあるマスト細胞の表面にあり、再びアレルゲン(抗原)が侵入すると、この IgE抗体に結合し、マスト細胞の中にあるヒスタミンなどの化学物質が一気に放出されて、かゆみや炎症などの症状があらわれてきます
免疫
病原体が体内に入ってくる
↓
病原体に対して lgGが作られる
↓
再び同じ病原体が入ってくると・・・
↓
抗体が抗原を攻撃して、病気が起こるのを未然に防ぐ
アレルギー
アレルゲンが体内に入ってくる
↓
アレルゲンに対して lgEが作られる
↓
再び同じアレルゲンが入ってくると・・・
↓
抗体が抗原に反応してマスト細胞から出る化学伝達物質がアレルギー症状を起こす
STEP01ー原因を見つける
アレルゲン
食物アレルギー、特定原材料(義務表示)【8品目】、特定原材料に準ずるもの(推奨表示)【20品目】、その他 花粉・ダニ・大気汚染・カビ・ペット・化学物質・金属等
遺伝要因や環境要因
- 遺伝要因
- アレルギーになりやすい体質
- 環境要因
- 食べ物やハウスダストなどのアレルゲンへの接触 大気汚染・受動喫煙・ウイルス感染など
腸内環境のバランスの乱れ
腸内環境の乱れ、腸管免疫低下 (顆粒球・リンパ球)、腸粘膜低下(免疫細胞の7割は腸管)
過剰摂取
高糖質食品(ブドウ糖果糖液糖・精製食品など)、炎症を誘発する脂肪酸、未消化になりやすいタンパク質 (グルテン・カゼイン)、添加物(保存料・着色料・乳化剤など)
その他
ビタミン・ミネラル不足、タンパク質不足 (抗体の原料)、ストレス、睡眠不足、運動不足、喫煙、飲酒
STEP02ー控えるもの
アレルゲン(抗原) になるもの
特定原材料(義務表示)【8品目】
特定原材料に準ずるもの(推奨表示)【20品目】
卵、小麦、クルミ、そば、牛乳、落花生、かに、えび、牛肉、鶏肉、豚肉、いくら、いか、あわび、鯖、鮭、カシューナッツ、大豆、ごま、りんご、もも、オレンジ、キウイフルーツ、やまいも、アーモンド、マカダミアナッツ、ゼラチン、バナナ
その他
花粉・ダニ・大気汚染・カビ・ペット・化学物質・金属など
未消化になりやすいタンパク質
グルテン・カゼインなど
炎症を誘導する脂肪酸
飽和脂肪酸・リノール酸・トランス脂肪酸
腸内環境バランスを崩し、免疫力を低下させるもの
添加物や加工品など
高血糖になる食品
(ブドウ糖果糖液糖・精製食品など)
ヒスタミンの多い食材
| カツオ | マグロ | アジ | ブリ |
| サンマ | イワシ | 豆腐 | 高野豆腐 |
| 湯葉 | 鶏肉 | 豚肉 | トマト |
| サトイモ | ナス | タケノコ | ほうれん草 |
長期保存された魚(特にマグロ・カツオ・カジキ・ぶり・イワシ・サバなど油の多い魚)
肉(干物・熟成肉・ハム・ソーセージなどの加工肉)
ナッツ類(ピーナッツ・カシューナッツ)
ナス科(なす・ピーマン・パブリカ・トマト・じゃがいも)
免疫細胞が最も多く存在する臓器は腸・免疫細胞の約7割は腸に集合しています
免疫機能が暴走したときは腸内細菌叢のバランスを整えるのが大事!
腸内環境を整えるのが大事!
STEP03ー積極的に取り入れる食品
免疫を整える
- 良質なタンパク質・・・免疫細胞や抗体の材料
- ビタミンA・・・粘膜内のIgA抗体を正常量に回復
- ビタミンD・・・免疫機能の調整
- ビタミンE・・・活性酸素を抑制する抗酸化作用
- ビタミンC・・・白血球の働きを助け免疫細胞強化
- ビタミンB6・マグネシウム・・・免疫抗体の生成に関与、免疫機能を正常に維持
- 亜鉛・セレン・・・活性酸素を抑える酵素をつくる
- グルタチオン・CoQ10・酸化ストレス減少
- フィトケミカル・・・抗酸化
【その他】
- Bグルカン・・・きのこ類
- フコイダン・・・もずく・わかめなどの海藻
いわし・鮭・さんま・しらす・鰻 貝類・緑黄色野菜・豆類・果物・ナッツ類・海藻・きのこ類
STEP04ーその他のアドバイス
- ストレスマネジメント
- 自律神経を整え、免疫細胞コントロール・副腎ホルモン (コルチゾール)の消耗を防ぐ
- 睡眠時間をとる
- 成長ホルモン分泌→免疫アップ・血糖バランス
- 適度な運動
- 肥満解消・ミトコンドリア活性
- 喫煙・飲酒を控える
- ミネラルファスティング
- オートファジー活性・腸内環境の改善
STEP05ーまとめ
◎原因
アレルゲン
【食物アレルギー】
- 特定原材料(義務表示)【8品目】
- 特定原材料に準ずるもの(推奨表示)【20品目】
【その他】
- 花粉・ダニ・大気汚染・カビ・ペット・化学物質・金属等
遺伝要因や環境要因
腸内環境のバランスの乱れ
過剰摂取
- 高糖質食品(ブドウ糖果糖液糖・精製食品など)
- 炎症を誘発する脂肪酸
- 未消化になりやすいタンパク質(グルテン・カゼイン)
- 添加物(保存料・着色料・乳化剤など)
その他
- ビタミン・ミネラル不足、タンパク質不足(抗体の原料)、ストレス、睡眠不足、運動不足、喫煙、飲酒
◎控えるもの
- アレルゲン
- 特定原材料【8品目】
- 特定原材料に準ずるもの【22品目】
- 【その他】花粉・ダニ・大気汚染・カビ・ペット、化学物質・金属など
◎積極的に摂るもの
- 抗炎症効果のあるもの
- オメガ3系脂肪酸(リノレン酸、EPA・DHA)
- ビタミンD・ビタミンC・マグネシウム
- その他・・・生姜、玉ねぎ、ネギなどの薬味やハーブ
- スパイス(クローブ、シナモン、オレガノ、ターメリック、こしょう)
- 抗酸化効果のあるもの
- 抗酸化ビタミン(A・C・E)、ミネラル(鉄・マグネシウム・亜鉛・セレン)、フィトケミカル(カロテン・ポリフェノール)、CoQ10、グルタチオン、αリポ酸、旬のものを食べる
◎その他のアドバイス
- 基本的生活習慣改善
- 食事・睡眠・運動のバランス
- ストレスマネジメント
- リラックスして自律神経を整え胃腸の動きをスムーズにする
- 適度な運動
- 肥満解消・ミトコンドリア活性
- 睡眠時間をとる
- 成長ホルモン分泌−免疫アップ・血糖バランス
- お風呂にゆっくり入る
- 免疫力(リンパ球を増やす)
- ミネラルファスティング
- オートファジー活性・腸内環境の改善
